本日から、「バックオフィスDXの道のり〜IPOを目指すベンチャー編」として、弊社が創業当時から支援している某スタートアップの、クラウドサービス導入・業務効率化事例の配信をスタートいたします!
弊社は創業以来多くの企業のクラウドサービス導入支援を行ってきました。その中でもスタートアップの会社立ち上げ~IPO準備に至る過程を通じて、事業規模により生じる課題や、それに対してどのような解決策を選んできたかを知ることができます。ぜひ全コンテンツをご覧いただけたら嬉しく思います!
本シリーズを通じて、
といった皆さんのモヤモヤが解消されるよう連載を進めてまいります!
本シリーズで扱う某スタートアップ(以下A社)の基本情報は以下の通りです。
~A社の当時の状況~
第1弾として、A社の会計業務、中でも送金業務の課題と、実際に弊社が支援した解決方法をご紹介します!
送金業務はお金に関わる重要な業務であるため慎重さが求められますが、度重なる確認のために時間と手間がかかってしまいます、、、
他社事例をご確認頂き、自社でも同じような課題がある場合は参考にしていただければと思います!
弊社がサポートを行った当時、A社の送金業務は以下のような状況でした。
A社の社長は送金業務を他人に引き渡すことに抵抗があり、経理部門の社員や外部の専門家に業務を委託してきませんでした。こうした気持ちを持つ社長は少なからずいらっしゃると思います。やはり社長が自分の目でしっかり確認するのが一番安心できますからね、、、
その結果、月末最終日の送金業務が社長1人に集中する結果となりました。件数が少ないうちは、業務上も大きな影響はないと思いますが、送金件数が増えるにつれ、業務の抜け漏れも出てくるようになってしまいました。
月末は、社長が本来時間を割くべき業務になかなか時間を確保できないという状況に陥っていました。
ではこうした状況で、A社はどのようなアプローチを取ったのでしょうか?
①ツール導入
②ルール構築&運用改善
A社が活用したインターネットバンキングの個別の紹介はここでは控えさせていただきますが、インターネットバンキングを選ぶ際は、下記のような考え方で選ぶとよいと思います。
インターネットバンキングのメリットとして、何より送金手数料の安さがあるかと思います。また、こちらのインターネットバンキングは、担当者別IDを発行して権限管理でき、担当者ごとの操作履歴により万が一の不正利用も防止でき、しかも全て無料。とてもサービスが充実していました。
システムを導入したA社の後日談をご紹介します。システムを導入して良かったことはもちろんありましたが、大変だったこと、初めて分かったこともありました。皆さんが同じような解決策を実行する際の参考にしてみてください。
結果として、社長による支払業務をなくすことで、社長は経営に集中できるようになるとともに、業務品質の向上も図ることができました。
振り返ってみると、解決策としてはどれも些細なことではあるのですが、現業が忙しい中で、社長自身がなかなか社内の改善作業に時間を割くことができないなか、ちょっとしたサポートの積み重ねで業務が改善していく効果を実感して頂きました。
新たなシステム・機能を導入する際は、既にあるシステムとの相性(連携可否など)を確認しておくことが重要です!導入前に、それぞれのシステムのホームページを見て情報を確認してみたり、サポート窓口に問い合わせたりしてみてください。導入するための土台をしっかりと作りましょう。
今回はシリーズ第1弾として、送金業務に課題を抱えていたA社の実例をご紹介しました。
今回ご紹介した会計業務に加え、人事労務、法務、情報システム、総務といった様々な分野で、実例を通じて課題解決のヒントをどんどん提供していきます!
業務のお困りごとがある方や、実例をもっと詳しく聞いてみたい方などはご遠慮なく弊社にお問い合わせください。今後も本シリーズを皆さんの課題解決にお役立ていただければと思います。
第2弾もお楽しみに!
チョイデジは仙台を拠点に全国でDXを進める企業をサポートする会社です。豊富な実務経験を持つメンバーが圧倒的なコストパフォーマンスで皆様の業務効率化をサポートいたします。
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