2026年8月31日(月)・9月1日(火)の2日間、東京・八重洲で開催された「アトツギサマーキャンプ2026〜アトツギと地域の未来を創造する2日間」(主催:中小企業庁)に参加してきました。


アトツギサマーキャンプとは

「アトツギサマーキャンプ」は、中小企業の後継者・後継予定者(アトツギ)と、自治体・金融機関・信用保証協会などの支援機関が一堂に会し、家業の未来と後継者支援のあり方をアップデートする2日間のイベントです。

新規事業アイデアを競い合う「アトツギ甲子園」がピッチ=挑戦の舞台だとすれば、サマーキャンプは対話とワークショップを通じて挑戦の土台をつくる場。老舗の変革をテーマにしたセッションや、先輩アトツギの経験談、アトツギと支援機関が直接語り合う対話会など、2日間にわたって濃密なプログラムが展開されました。

ピッチの「手前」にある、大切な時間

アトツギ甲子園の会場で感じるのは、磨き上げられた事業プランと真剣勝負の緊張感です。一方、今回のサマーキャンプで印象的だったのは、その手前にある時間でした。

自分は何を守り、何を変えるのか。家業とどう向き合い、どんな経営者でありたいのか——。ワークショップでは、アトツギの皆さんがまだ答えの出ていない問いに向き合い、自分の言葉で語り合う姿がありました。

華やかなピッチの裏側には、こうした自問と対話の積み重ねがあります。挑戦の「手前」を支える場の重要性を、あらためて実感した2日間でした。

北海道・東北のアトツギとの対話から

2日目には、エリア別に分かれた対話の時間があり、私たちは同じ北海道・東北エリアのアトツギの皆さんとじっくり語り合うことができました。

そこで伺ったのは、「自分自身はどうありたいか」という軸と、そこに到達するために今どう動いているか、という具体的な行動の話です。いずれ訪れる代替わりを、単なる「引き継ぎ」ではなく事業を次のステージへ進める転機とするために、先代と対話を重ね、社内の信頼を積み上げ、着実に準備を進めておられる。その地に足のついた歩みに、深く感銘を受けました。

同時に感じたのは、地域で出会える「同志」の貴重さです。家業を継ぐという立場は、身近に同じ境遇の相談相手を見つけにくいもの。同じ北海道・東北で頑張る仲間と本音で語り合えるこうした機会が、地元に戻ってからの推進力になっていくのだと感じました。

支援機関として、これから

だからこそ、アトツギの皆さんが地域に戻ったあと、日々の実務の中で気軽に相談できる「隣人」のような存在が必要です。

弊社はこれからも、北海道・東北のアトツギの皆さんの挑戦が実を結ぶよう、IT活用や業務整理の面から伴走してまいります。先代から受け継いだ仕組みを尊重しながら、少しずつ、ちょうどいい形で整えていく。経営者が本来向き合うべき「変革」に集中できる余白をつくることが、私たちの役割だと考えています。

チョイデジ株式会社について

私たちは「ちょっとずつ、ちょうどいいデジタル化。」をコンセプトに、お客様に寄り添ったIT活用・DX支援を行っています。

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